遠方からのトレーニング
今月トレーニングを開始したN選手。
大学野球の投手です。
体験時、「球速を上げたいが、右の膝に乗った状態で沈んでしまう。
でも使い方がわからないので動きを変えたい。」との要望でした。
重心が低く、本人の言葉通り膝乗りと、ケツ落ち、膝股関節で蹴る状態でした。
まず膝に乗り、動作の中に間がなく軸が出来ずに投球をしていました。
はじめに重心位置を上げるトレーニング。
土台である下半身の出力を膝股関節からではなく、体幹の中心である腰椎から。
その反動が胸椎へ。末端からの出力では反動も肩や腕になってしまいます。
動画は別のクライアントさんが映っていて写真だけですが、違いがわかると思います。
膝が曲がるのが悪いのではないです。
どこから動き、どこで支え力んでいるのか。
それによって体幹からの出力なのか、末端からの力なのかが分かれてきます。
大事なのは使い方です。
遠方から来られ、まだトレーニングを重ねられていませんが、
今後は部活の休みの日を使って通われるとの事。
自主トレも腿前を発達させていた自主トレはやめ、クアトロコア メソッドに完全に切り替えて取り組んでいます。
今年が今後を大きく変える大事な一年。
トレーニングも動きも一新して取り組んでいます。
目標の150kmと試合での活躍。実現していきます。