中学生フットボーラーのクニ

(JPECでは、ジュニアアスリート選手との距離を近づけるために、愛称で呼ぶ場合もあります。)

丁寧ですごく上手にトレーニングをする選手だな。

というのが体験時のクニの印象でしたが、

いざ走ったりジャンプ、カットインするなどの動作になると、

別人のように動きが非常に硬い。

四肢部で動き、膝走り。

クニ自身も『自分は運動神経が良くないので。」と言っていました。

でも、そこからクニの動きは毎回良くなっていきます。

体幹を使い、四肢部の脱力。骨盤から母趾球へ。

相手にぶつかる時も重心は高く。

伝えた自主トレを毎回しっかりやり込んでくる為、

上手くできずに終わった動作も、次に来ると良くなっている事は何度もあります。

JPEC SHIROKANEに来た当初、

40ヤードの計測はチームでビリ。

1年後に見せてもらったタイムは、1.5秒以上速くなっていました。

たまに考えすぎてしまう事もあるのですが、

自分の感覚や考えを言葉にして伝えられるため、トレーニング中に修正するまでの時間も短くなっていて、相手が中学生だと忘れてしまうほどです。

直向きに地道な努力は今も変わらず、

新しい動作は始め手こずりますが、トレーニングの時間の中でどんどん良くなっていくのが見ているこちらも驚きます。

まだまだ進化の途中。

志望校への進学も決まり、高校での活躍が楽しみです。