まずタンパク質とは20種類のアミノ酸からなっています。その中の人間の体内では合成できない9種のアミノ酸を必須アミノ酸と言います。この９種を食べ物をから摂取したいのです。

この９種がどのくらい含まれているのか、それを表したのをアミノ酸スコアと言います。スコアは100までありお肉や魚等は大体アミノ酸スコア100に分類されます。これをアミノ酸スコアの高い食材とします。一方アミノ酸スコアが低いものはというと９種の内８種がスコア100ありますが１種だけ50スコアだとするとこの食材はアミノ酸スコア50となります。これだとタンパク質として不十分と言えます。

例を挙げるとお米が該当します。お米はリジンという必須アミノ酸が含有率が低くアミノ酸スコアは低いです。ですが他の食材と組み合わせて食べることで足りない分を補う事ができます。卵はアミノ酸スコア100なので卵かけご飯にするといいでしょう。

つまり食材によって含まれているアミノ酸の量に違いがあり様々な食材から摂取しなければアミノ酸は偏るということです。成分表記に書いてあるタンパク質量だけをみて同じ食材だけを食べ1日のタンパク質量を摂取した気にならないように色々な食材を食べましょう。